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フーズレック、スーパーチェーンシガの物流を3PL受託

2011年10月6日 (木)
新たに拡張した冷凍庫とデジタルアソートシステム

新たに拡張した冷凍庫とデジタルアソートシステム

ロジスティクスSBSグループで全国食品物流を手掛けるのフーズレック(東京都墨田区)は6日、北海道でスーパーチェーンシガを展開する丸しめ志賀商店(北海道余市町)の物流業務を一括受託し、9月1日から業務を開始したと発表した。

 

丸しめ志賀商店は、札幌市や小樽市を中心にスーパーチェーンシガのブランド名でスーパーマーケットを展開しており、チラシ広告を一切行わないなど徹底したコスト削減による低価格販売と地域密着型のスタイルが支持され、年々店舗数を拡大。

 

フーズレックは、丸しめ志賀商店の物流実態調査など徹底した現状分析を行い、これに基づく改善や今後の成長に向けた物流計画を提案し、今回の業務受託に至った。

 

スーパーチェーンシガの店舗外観

スーパーチェーンシガの店舗外観

開始した3PL業務は、フーズレック札幌米里物流センターを拠点として商品管理から店舗配送までを一括して行う。業務開始に向けて同センターの冷凍庫を約140坪拡張したほか、自社開発のWMSやデジタルアソートシステムなどを導入した。

 

要員は6人体制で、チルドの日配品を中心に約700アイテムの商品を管理、1日あたり約3万ピースの出荷業務を行う。配送先は余市町、小樽市、札幌市、石狩市などに展開するスーパーチェーンシガ全13店舗。