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関通、外国人実習生19人を採用

2017年7月20日 (木)
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話題関通(大阪府東大阪市)は20日、ミャンマーから男性10人女性9人の計19人の実習生を6月に採用したと発表した。

同社は荷物の出荷量やクライアント数の増加に備え、国内だけではなく国外からも人材を確保できるよう取り組んでいる。外国人実習生たちは、5年間物流業務を学び、母国でノウハウや技能を活かすとともに、関通は5年間雇用を確保できるため、「互いに有効な取り組みとなっている」という。

2016年に採用の決まった実習生には、ミャンマー現地で1000時間の日本語教育を行った。日常会話だけでなく、同社の経営理念も暗記で唱和できるほど習熟させ、会話は「問題なくできる」状態で渡日している。

実務実習には、テープカッターを使っての段ボール箱の梱包、ハンディターミナルを使ったオンデマンド教育なども実施した。

また、同社では外国人実習生をスムーズに受け入れられるように、日頃から業務の簡素化を図る改善も行っており、ハンディターミナルを使用すれば、「自分で判断しなくとも正しい作業ができる」体制を構築している。

この外国人技能実習生の採用の取り組みは継続する意向で、現在は来年の6月入社を目標に、ミャンマー現地での面接を行っている。