ロジスティクス丸運が26日に発表した第1四半期(4-6月期)決算は、主力の貨物輸送部門でトラック貨物輸送・保管貨物の増加で好調だったほか、流通貨物、国際貨物、石油輸送部門も堅調に推移し増収となった。経常利益は貨物輸送部門の減益をほか部門がカバーし増益を確保。
貨物輸送部門はトラック貨物輸送や保管貨物の既存顧客との取引深耕を図ったことで4.2%の増収。一方、経常利益は一部顧客が請負作業業務を内製化した影響により2.1%の減益だった。このほか、流通貨物部門、国際貨物部門、石油輸送部門が増収となったほか、それぞれ経常利益が改善した。
一方、通期予想に対する進捗は、売上高24.6%、営業利益17.5%、経常利益21.1%とやや下振れで推移している。
■2018年3月期第1四半期(単位:百万円)
累計(百万円) | 前年同期比 | 対売上高利益率 |
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売上高 | 11,831 | 6.7% | |
営業利益 | 182 | 82.1% | 1.5% |
経常利益 | 232 | 62.5% | 2.0% |
当期利益 | 140 | 140.2% | 1.2% |