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MFLP投資法人、愛知のキムラユニティー向け物流施設取得

2017年8月2日 (水)

拠点・施設三井不動産ロジスティクスパーク投資法人と資産運用会社の三井不動産ロジスティクスリートマネジメントは1日、スポンサーである三井不動産が開発した物流施設のうち、1月に竣工した「MFLP小牧」(愛知県小牧市)の不動産信託受益権を4日付で取得すると発表した。同投資法人が取得するのは準共有持分40%で、取得額は32億4900万円。

愛知県北西部、名古屋市北側に位置し、東名高速道路、名神高速道路、中央自動車道の結節点と名古屋市近郊という良好な立地条件を兼ね備える。周辺環境は住工混在エリアだが、大規模産業系施設の立地もみられ、周辺住民によるクレーム発生の懸念が少なく中・長期的に24時間操業が可能だという。

建物は延床面積4万平方メートルの4階建てのマルチテナント型物流施設で、キムラユニティーが1社で全棟利用。床荷重は1平方メートル1.5トン、有効天井高5.5メートル、柱間隔11.5×10メートルを確保するほか、ドックレベラーが1、2階にそれぞれ3基設置し、高い汎用性を備える。

1、2階にトラックバースが設置され、2階にはスロープにより直接アクセスすることができ、庫内配送設備は荷物用エレベーター4基、垂直搬送機4基(将来対応用4基)を備えて配送効率性を高めている。敷地内の駐車場スペースは、普通車112台、トラック12台、バス1台。