ピックアップテーマ
 
テーマ一覧
 
スペシャルコンテンツ一覧

新日鉄と住金、物流子会社を来年4月に事業統合

2012年9月5日 (水)

話題新日本製鉄と住友金属工業は5日、両社の経営統合に合わせて物流子会社の日鉄物流、住友金属物流を来年4月1日付で事業統合することに基本合意した、と発表した。統合会社は社名を「日鉄住金物流」とし、物流機能の集約を図ることで、事業効率の向上を目指す。

 

日鉄物流と住友金属物流の合計売上高(2012年3月期)は2286億円となる。住友金属物流の鹿島事業部、九州事業部を地域子会社とし、同社の本社機能を日鉄物流と統合することで、これまで日鉄物流が採用していた「事業持株会社-製鉄所立地の地域子会社体制」を構築する。

 

統合再編に合わせて、地域子会社8社の商号を「日鉄住金物流○○」に変更する。「○○」には製鉄所名を付けることとする。事業統合・再編の具体的な内容やスケジュールについては、日鉄物流と住友金属物流が設置する統合再編準備委員会で詳細を詰める。