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無料化実験「CO2への影響なし」、国交省・環境省が事前検討結果を公表

2010年5月10日 (月)

行政・団体国土交通省と環境省は5月7日、今年度実施する高速道路無料化の社会実験を前に、両省ごとに行ったCO2排出量への影響の検討結果を公表した。

 

国交省による検討によると、今年度の高速道路無料化による自動車からのCO2総排出量は、年間25万トンの減少(年0.1%減)にとどまる結果となった。一方、環境省の試算結果では、自動車からの総排出量が年間33万トンの増加(0.1%増)。

 

両省の事前検討の結果、今回の無料化社会実験が自動車のCO2排出量全体に及ぼす変化は「ごく僅か」であることが分かった。両省は今後、社会実験の検証を通じて統一的な見解を取りまとめる。