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国交省まとめ、無料化終了で交通量半減、実験前水準に

2011年6月21日 (火)

行政・団体国土交通省は21日、高速道路無料化社会実験が19日に終了したことにより、20日の高速道路の交通量が実験前の水準に戻ったことを発表した。

 

交通量は、道路に備え付けられている交通量の自動計測装置(トラフィックカウンター)による速報値で、実験前の2010年6月21日から25日の交通量、実験終了前1週間の交通量、実験終了後の20日の交通量について、社会実験対象区間の1日当たりの交通量をまとめた。

 

それによると、東北地方の無料開放区間を除く実験前の交通量は、1日平均1万400台だったが、実験中は1万9400台とほぼ倍増していた。しかし、実験終了後の20日は1万400台となり、実験前の水準に戻ったことが分かった。

 

一方、20日から無料開放が始まった東北地方の対象区間では、全路線で20%以上の増加が見られ、増加率が最も高い釜石自動車道は2.3倍の交通量となった。

 

■高速道路無料化社会実験区間における交通量の詳細は下記URLを参照。
http://www.mlit.go.jp/common/000147965.pdf