三井倉庫、BPO仙台センターを開設

ロジスティクス三井倉庫と三井倉庫ビジネスパートナーズ（MBP）は7月1日、情報処理・事務処理などの管理業務、付随するカスタマーサポート業務を提供するためのBPO（ビジネスプロセスアウトソーシング）センターを仙台市に新たに開設する。仙台センターは、三井倉庫グループのバックオフィス業務（書類作成業務、データ入力業務、カスタマーサポート業務）を品質・セキュリティを重視した運用体制により集中処理化するための拠点の一つとして位置付ける。

MBPは、BPO事業推進のために設立したグループ会社で、セキュリティ管理、品質管理、多様なオペレーションのコーディネーション機能をベースに、物流作業だけでなく顧客のビジネスプロセスを安全・確実に実施するためのオペレーションサービスを提供する。現在は、三井倉庫BPO事業の中心拠点である三井倉庫レコードセンター（東京・大阪）、コールセンター機能を持つカスタマーサポートセンター（東京）でのオペレーションを中心に、金融機関、官公庁、一般企業などへアウトソーシングサービスを提供している。

今後仙台サンターは、三井倉庫グループのシェアードサービスセンターとしての機能を拡充、強化していくとともに、グループ以外の金融機関、官公庁、一般企業、医療機関などへのサービス提供を積極的に展開していく。

■センターの概要
名称：三井倉庫ビジネスパートナーズ仙台センター
住所：仙台市青葉区一番町1-9-1仙台トラストタワー23F
開設予定：7月1日
事業規模：初年度50名体制、2年度100名体制