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ジャパンゼネラルが破産手続き開始、負債61億円

2013年11月27日 (水)

フード帝国データバンクによると、三重県四日市市の食品卸「ジャパンゼネラル」は22日に東京地裁から破産手続き開始決定を受けた。破産管財人は、小林克典弁護士(東京都千代田区)。

同社は1992年7月に穀物卸「三瀧商事」(四日市市)の輸入部門を分離して設立。豚肉を中心とした冷凍・チルド品などの畜産物、米粉などの穀物類、エビ、タコをはじめとした水産物など幅広い食品の輸入を手掛け、食品メーカーや卸業者などを得意先として、11年6月期は年売上高90億5200万円を計上していた。

しかし、三瀧商事の大規模なコメ産地偽装が明るみにでて社会問題化。同社もその偽装事件に関与していたことから対外信用が低下し、先行きの見通しが立たず9月初めに弁護士に債務整理を一任、今回の措置となった。負債は債権者49人に対し61億1451万円。