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日通、地デジ完全移行控え「薄型テレビ専用梱包資材」開発

2011年1月13日 (木)

ロジスティクス薄型テレビ専用梱包資材(出典:日本通運)日本通運は13日、薄型テレビ専用梱包資材を開発し、今月から同社引越しサービスの資材ラインナップに新たに追加したと発表した。

 

開発した薄型テレビ専用梱包資材は、簡単に組み立て・持ち運びができ、反復で使用可能なため、引越し時の資材とゴミを減らすことができるほか、梱包時間の大幅短縮、輸送中の安全性向上を実現する。

 

7月の地上デジタル放送完全移行を控え、急速に薄型テレビの普及が進んでいるが、大型のものは梱包材を多く使用し持ち運びしづらく、引越し客からも、手軽で安心な梱包資材を求める声が高まっていた。

 

今月から順次、各支店へ導入を進め、2月上旬までに全国の支店へ配備を完了する。まずは同一エリア内で行われる近距離引越しを中心に、使用を開始する。

 

同社は「今後も、多様化が進む顧客ニーズを捉えた商品・サービスの開発を行っていくとともに、反復資材の利用促進によってゴミを減らすことで、地球環境に配慮した取り組みを推進していく」としている。

 

■「薄型テレビ専用梱包資材」の概要
サイズ:たて875ミリメートル×よこ1185ミリメートル×奥行き440ミリメートル
素材:ポリプロピレン、ポリウレタンほか
使用対象家財:32V型-42V型の薄型テレビ