国際フェデックス(米国)は25日、上海浦東国際空港内の上海国際エクスプレス、貨物ハブに太陽光発電システムを導入したと発表した。同空港の貨物エリアで自家発電によるオンサイト太陽光発電を行う物流・貨物会社としては初めてとなる。
既存の駐車施設を活用し、4000平方メートルを超える太陽光パネルを設置した。年間発電量は74万3000キロワット時を見込んでおり、石炭火力発電と比較してCO2排出量を年間417トン超削減できるとしている。また、微粒子物質を年間2.1トン、二酸化硫黄を年間4.21トン削減する効果も見込む。発電した電力は主にハブ施設内のオフィス業務に活用する。

▲駐車施設を活用して太陽光パネルを設置(出所:フェデックス)
フェデックスはアジア太平洋地域でのクリーンエネルギー導入を加速させており、今回の上海での取り組みはその一環。韓国の仁川ゲートウェイでは2022年11月から屋上太陽光パネル2400枚が稼働し、月間エネルギー需要の19%を賄っている。シンガポールの南太平洋地域ハブでは25年1月以降、使用電力の50%を超える電力をオンサイト太陽光発電で供給しており、EV(電気自動車)車両への電力供給にも活用している。北京の中国北部地域本社でも23年に屋上太陽光発電が稼働を開始している。
物流オペレーション全体での脱炭素化も進める。EV車両は世界で8000台を超え、中国では電動化率が25%を超えた。AI(人工知能)を活用した仕分けロボットや自動誘導フォークリフトの導入により、施設内の業務効率化も図っている。フェデックスは2040年までにカーボンニュートラルな事業運営の実現を目標に掲げており、これまでに世界30か所を超える拠点でオンサイト・オフサイト合計31ギガワット時を超える太陽光エネルギーを生み出している。
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