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日揮HDら、練馬区と廃食用油SAF化で協定

2026年3月25日 (水)

環境・CSR日揮ホールディングス(HD)は25日、レボインターナショナル、SAFFAIRE SKY ENERGY(サファイア・スカイ・エナジー、横浜市西区)、東京都練馬区とともに、「持続可能な社会の構築に向けた使用済み食用油の資源化促進に係る連携および協力に関する協定」を24日に締結したと発表した。練馬区が回収した廃食用油をSAF(持続可能な航空燃料)の原料として活用するサプライチェーンを構築する。

▲協定締結式の様子(出所:日揮ホールディングス)

協定に基づき、練馬区が回収した廃食用油をレボインターナショナルが収集し、SAFFAIRE SKY ENERGYのプラント(コスモ石油堺製油所内)へ運んでSAFの原料として資源化する。SAFFAIRE SKY ENERGYは日揮HDとレボインターナショナル、コスモ石油が2022年に共同設立した会社で、国内で発生する廃食用油のみを原料とした国産SAFの大規模生産を担う。同プラントは24年12月に完成しており、25年4月からSAFの供給を開始している。供給するSAFは国際的な持続可能性認証であるISCC CORSIA認証を取得済みだ。

練馬区は4月1日付で、廃食用油を原料とするSAFで航空機が飛ぶ世界を目指すプロジェクト「Fry to Fly Project」にも参画する。同プロジェクトは日揮HDが発起人となって設立したもので、企業・自治体・団体が廃食用油の提供を通じて国内の資源循環に参加する枠組みだ。

具体的な取り組みとして、練馬区は4月からリサイクルセンター4か所と資源循環センターに新たに回収ボックスを設置し常設回収に切り替える。また、これまで月1回の回収をしているその他区立施設39か所についても引き続き回収を行う。さらに東京23区の自治体としては初めて、区内89か所の小中学校給食と69か所の保育園等で排出される廃食用油もSAFの原料として提供する。協定に基づいて練馬区がSAFの原料向けに提供する廃食用油は年間7万5000キロを超える水準を見込んでいる。

練馬区は08年6月から家庭の廃食用油回収を開始しており、現在は区立施設等46か所で月1回(練馬区資源循環センターは週1回)回収を実施している。今回の協定締結を機に、回収した廃食用油の全量をSAFに資源化する体制へ移行する。

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