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物流最適化と商品開発施策を立案

ファミリーマート、中食・物流の構造改革柱に組織再編

2014年2月4日 (火)

荷主ファミリーマートは4日、3月1日付で実施する組織改編の内容を発表した。出店の加速と既存店の収益力強化を図るため、中食や物流の構造改革、新業態店舗の開発などを柱とした組織への再整備を行う。

中食商品の開発力強化や製造・物流拠点再整備の施策を立案し、進捗管理を徹底するための組織として、新たに中食構造改革委員会を設置。さらに、物流の全体最適化に向けた施策の立案、進捗管理を担う物流構造改革委員会も設ける。

新設する両委員会の委員長には、商品本部長兼物流・品質管理本部長の玉巻裕章常務が就任し、商品開発と物流を連携させることで品質管理の徹底につなげる。

また、中食構造改革の取り組み強化に向け、商品本部管下の原材料仕入部を中食構造改革推進部へと名称変更する。

このほか、薬局・ドラッグストア、スーパーマーケットなど異業種との一体型店舗の出店加速や、新業態ビジネスモデルの確立、既存店舗への活用などに取り組むため、新規事業開発本部を新設。同時に店舗運営事業本部を廃止し、管下の2部署を統合した上で営業本部の下に置く。