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低温食品物流に注力

丸和運輸機関、4月8日に東証二部上場

2014年3月10日 (月)

ロジスティクス丸和運輸機関(埼玉県吉川市)は4月8日、東京証券取引所第二部に株式を上場する。5日付で東証が上場を承認した。同社は1973年設立の運送会社グループで、2013年3月期の連結業績は売上高482億9100万円(前年同期比4.6%増)、営業利益33億2400万円(7.2%増)、最終利益18億5200万円(12.7%増)となっている。

直近の数値では、売上の17.6%をマツモトキヨシホールディングスが占めており、経営戦略としてスーパーマーケットを中心とした低温食品物流分野への集中投資を進めている。

当面の設備投資計画としては、丸和運輸機関本体が東京都羽村市で4月に青梅食品物流センター(仮称、投資額1億7300万円)を開設するほか、埼玉県秩父市で6月に文書保管倉庫「秩父セキュリティ」(投資額4億5000万円)の建設に着工、15年1月の完成を目指す。完成後は子会社のアズコムデータセキュリティが利用する。また、傘下の丸和通運が東京都江東区の本社施設を増強し、賃貸スペースを拡張する計画もある。