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高付加価値でん粉の開発・販売担う

J-オイルミルズ、タイに豊田通商と合弁で販売会社

2014年3月27日 (木)

フードJ-オイルミルズ(東京都中央区)は26日、豊田通商のタイ現地法人「豊田通商タイランド」と共同で、高付加価値でん粉の販売・商品開発や油脂製品の販売を行う合弁会社を5月に設立することで合意した、と発表した。

現地の市場ニーズに合った高付加価値型でん粉を開発し、タイを中心にアジア域内で販売する。タイの油脂市場は安定成長を続けており、今後は高付加価値型の油脂需要が高まるとみて、油脂事業の展開も検討する。

合弁会社は、J-オイルミルズ関連会社で、でん粉製造会社のサイアムスターチ社が生産した製品を調達する。J-オイルミルズは、合弁会社の経営を担うほか、現地ニーズに合うでん粉製品とアプリケーションの開発を行う。合弁会社には、J-オイルミルズから取締役2人を派遣し、経営に参画する。

合弁会社にはJ-オイルミルズが49%、豊田通商タイランドが46%、SMBCコンサルティング・タイランドが5%をそれぞれ出資し、年内に設立する。

■出資スキーム(出所:J-オイルミルズ)
J-オイルミルズ、タイに豊田通商と合弁で販売会社