拠点・施設松下産業(東京都新宿区)は25日、茨城県笠間市稲田の石材物流倉庫の一角を改修し、文化発信拠点「LOGISTICS(ロジスティクス)」を10月5日に開設すると発表した。日本各地の石材を収集・保存・発信するギャラリー兼アーカイブ施設として運営する。
施設は、白御影石「稲田石」の産地にある採石場の麓に位置する。約180平方メートルの空間デザインを飯島直樹氏が担当し、既存倉庫の構造を生かした。来場者は石材サンプルや仕上げ見本を手に取り、産地ごとの違いを確かめられる。
「LOGISTICS」の名称は、物流と、その語源である「兵站」の考え方から着想を得た。石材だけでなく、産地の技術や文化も未来へ伝える拠点とし、展示や研究、出版、交流などを通じて日本の石文化を国内外へ発信する。

(出所:松下産業)
開館記念展「INTO THE STONE」も10月5日に始まる。AATISMO、DAIKI TADO、SUPER RATの3組が参加し、各地の採石場や加工現場を訪れて制作したスツール、テーブル、照明、洗面ボウルなどを展示する。
開館前の10月2日と3日には、建築・デザイン・アート・メディア関係者向けの内覧会を各日13時から16時まで開く。企画展参加デザイナーによるトークも14時から15時まで予定している。参加には事前申し込みが必要。
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