ロジスティクスIndustry Alpha(インダストリーアルファ、東京都板橋区)は29日、古賀電機(品川区)の工場にAMR(自律走行搬送ロボット)「Kagero」と、リアルタイム監視機能「Alpha-View」を導入したと発表した。AMRとエレベーターの稼働状況を同じ画面で確認し、工場内の搬送と設備の稼働状況を一元的に監視できるようにした。

▲リアルタイム監視機能の「Alpha-View」の画面(出所:Industry Alpha)
Kageroは、従来オペレーターが運んでいた材料や半完成品、完成品を次工程へ巡回搬送する。急ぎの場合は、呼び出し位置から指定場所まで直接搬送することも可能。エレベーターと連携し、フロアをまたぐ自動搬送にも対応する。
Alpha-Viewでは、機体ごとのバッテリー残量や稼働、停止、充電などの状態に加え、走行経路をリアルタイムで表示する。エレベーターの稼働状況も同一画面に表示し、移動体と固定設備を横断して監視する。異常発生時はアラートを送り、現場での対応に加えて遠隔からの復帰操作も可能としている。
今後はシャッターやコンベヤー、ロボットアームなど監視・連携対象となる設備を拡大できるほか、AMRの増車や群制御にも対応する。収集した稼働データを搬送作業の分析や改善に活用し、レイアウト変更や台数拡張の効果を事前に検証するシミュレーションとの連携も想定している。
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