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パルシステム、引退配送車が被災地で食事提供

2026年9月29日 (火)

フードパルシステム生活協同組合連合会(東京都新宿区)は29日、配送車両として役割を終えたトラックを改装したキッチンカー「FOOBOUR(フーバー)」が、熊本地震や千葉豪雨の被災地で炊き出しや支援物資の提供に活用されていると発表した。パルシステムグループがピースボート災害支援センター(PBV)へ寄贈した車両を再活用している。

熊本県八代市と氷川町では2台が稼働し、8月3日から9月までに6219食を提供した。うち1台は7月に愛媛県宇和島市で運用を始めた「FOOBOUR -うわじま港-」で、車両を借り受けているNPO法人「U.grandma Japan(うわじまグランマ)」のスタッフも被災地に駆けつけ、調理と食事の提供にあたった。

▲熊本県内で活動するキッチンカー「FOOBOUR(フーバー)」(出所:パルシステム連合会)

千葉豪雨では、浸水被害のあった千葉県佐倉市で1台が活動し、9月23日から26日までの4日間で約1000食を提供した。炊き出しによる温かい食事のほか、飲料水や携帯トイレなどの支援物資も提供している。

車両はキッチンのほか、冷凍・冷蔵庫、電源を備える。平時は市役所などの駐車場で、ひとり親家庭などを対象に荷室を活用して食品や日用品を提供する。地域住民の防災意識の向上に向けたイベントへの参加も可能で、大規模災害時には炊き出しなどに活用する。

PBVは10月3日、東京都新宿区の戸山公園やくどうの広場で開かれる「OMATSURI~高田馬場国際交流祭」で車両を展示する。関東での一般公開は初めて。開催時間は11時から16時30分までで、荒天時は中止する。

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