M&Aセンコーグループホールディングス傘下で食品包装容器を手がける中央化学(東京都品川区)は9月30日、吉村化成(奈良県香芝市)とC-PET容器市場の拡大に向けた業務提携契約を締結したと発表した。両社の技術や販路を相互に活用し、C-PET製品の品質向上や安定供給、市場拡大を図る。
C-PETはPET(ポリエチレンテレフタレート)を加熱処理によって結晶化させた素材で、耐熱温度は220度。電子レンジに加え、スチームコンベクションやオーブンでの調理にも対応する。中央化学は2025年にC-PET素材「NCP」を開発し、現在は量産化に向けた準備を進めている。
吉村化成は1996年からC-PET製品の生産・販売を手がけており、中央化学とは2015年から製品供給を通じて取引関係を築いてきた。今回の提携では、吉村化成の製品開発力と、中央化学の販路や一貫生産体制を組み合わせる。
両社は資本提携や経営統合は行わず、それぞれ独立した事業主体として協力する。保有技術を相互に活用しながら、C-PET製品の開発と市場展開を進める方針だ。
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