センコーの第1回TOB終了、中央化学を子会社化

M&Aセンコーグループホールディングス（GHD）は14日、先に買収計画を発表していた食品包装容器メーカーの中央化学（三菱商事の子会社）について、計画通り、第1回の株式公開買い付け（TOB）が12月13日に終了し、同社が20日付で子会社になると発表した。

センコーGHDが11月に発表した中央化学の買収計画では、2段階のTOBを行うことになっている。今回の発表によると、第1回の公開買い付けは11月15日から12月13日まで、1株195円で行われ、計画通り、三菱商事だけが応じて保有する中央化学株を売却した。買い付け予定数の下限を上回ってTOBが成立。決済日の20日にセンコーGHDは中央化学の株式の70.64％を保有する親会社となる。第1回の買収額は37億2600万円だった。

第2回の公開買い付けは、他の株主から残りの株式を買い取る目的で、12月21日から2023年2月7日まで行う。買い付け価格は第1回より高い1株418円とする予定だ。その後もセンコーGHDと三菱商事の間で中央化学株のやり取りが行われ、最終的にセンコーGHDが中央化学の60％の株式を持ち、三菱商事が40％を保有する計画だ。

センコーが三菱商事の食品容器子会社を買収へ

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LOGISTICS TODAY編集部
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