ロジスティクスヤマト運輸は1日、北海道奥尻町から委託を受け、公共ライドシェアを活用した町有バスの一部路線で、セールスドライバーによる運行を開始した。対象はフェリーターミナル―奥尻空港の南部線と、奥尻空港―神威脇温泉の西海岸線で、それぞれ1日4便、3便を運行する。定時定路線に加え、利用者の需要に応じたデマンド運行にも対応する。

(出所:ヤマト運輸)
運行期間は2027年3月31日まで。旅客専用のワゴン車1台を使用し、最大8人まで乗車できる。運転はヤマト運輸のセールスドライバーが担い、配車や運行管理は奥尻町が行う。
あわせて、25年8月から無償で実証してきた客貨混載型公共ライドシェア「島のりあい」は、有償実証へ移行した。島内全域を対象に6時から23時まで運行し、ヤマト運輸の集配用ワゴン車と町管理車両などを活用する。ヤマトのドライバーは日中の空き時間を使い、町民ドライバーは主に夕方から夜間を担う。
奥尻町は人口2100人で、高齢化率は41%。タクシーや路線バスの供給が限られるなか、地域の車両や人材を組み合わせ、生活・観光双方の移動手段を補完する狙いがある。
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