認証・表彰キャセイ(香港)は10月1日、航空貨物事業のキャセイカーゴが、航空業界誌「エア・トランスポート・ワールド(ATW)」の「2027年 ATW航空業界功績賞」で「カーゴ・オペレーター・オブ・ザ・イヤー」を受賞したと発表した。2023年、25年、26年に続き、23年以降で4度目の受賞となる。
今回の受賞では、航空貨物サービスの専門性や顧客対応に加え、テクノロジーとサステナビリティー分野への投資が評価された。キャセイカーゴは香港を拠点に世界100以上の貨物目的地へサービスを提供し、ボーイング747-8F型機14機と747-400ERF型機6機を運航している。
新世代貨物機のエアバスA350F型機8機を発注した。現在20機のボーイング747F型機で構成する貨物機材を拡充・更新する。さらに、エアバスA330型機を改修した貨物専用機1機をリースで導入し、完全子会社のエア・ホンコンが主に中国本土とアジア域内の貨物便で運航する予定だ。

(出所:キャセイパシフィック航空)
デジタル化では「Cathay Cargo Digital Hub」に予約、貨物輸送の管理、追跡機能を集約した。輸送状況を可視化するとともに、顧客が貨物輸送をより柔軟に管理できる環境の整備を進めている。
環境対応では、企業向け持続可能な航空燃料(SAF)プログラムを通じ、フォワーダーや貨物輸送の顧客と利用拡大を進める。25年は同プログラム全体で1万7400トンのSAFを使用し、世界17社のパートナー企業とともに、ライフサイクルベースで5万4600トンの二酸化炭素換算(CO2e)排出量を削減したとしている。
キャセイグループは機材やデジタル技術などに約1500億香港ドルを投じる計画で、貨物事業でも機材、デジタル機能、ネットワークへの投資を進める。
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