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米国法人と連携し事業拡大図る

鴻池運輸、メキシコに現地法人を設立

2014年3月31日 (月)

ロジスティクス鴻池運輸は3月31日、メキシコ第2の都市のグアダラハラ(ハリスコ州)に現地法人を設立し、4月1日から営業を開始すると発表した。

新会社の社名は「コウノイケ・メキシコ社」で同社グループの海外拠点は海外法人22社、駐在員事務所8事務所の合わせて30拠点となる。

日本の対メキシコ直接投資は2012年に17億ドル(前年比84.9%増)と、自動車メーカー、部品サプライヤーの進出が加速しており、これに伴い物流需要が高まっている。同社でも昨年以来、設備輸送・据付の依頼が増え、米国法人が対応しているが、顧客から現地決済、現地手配の要望が高まっていることから、メキシコに海外法人を設立したもの。

新会社の設立により、海外への設備輸送、据付などのプラント輸送やフォワーディングを中心に、メキシコ国内で事業展開を積極化し、今後は米国法人と連携させて米墨間のトラック・鉄道ボーダー輸送などに事業を拡大する計画。