調査・データ東海クラリオン(名古屋市中区)は11日、トラックやバスの巻き込み事故防止を支援するAIカメラ「A-CAM」シリーズの発売以来の累計取付台数が2000台を突破したと発表した。2026年の取付台数は1357台となり、25年の408台に対して前年比333%となった。
同シリーズは、トラックやバスが右左折する際の安全確認を支援する巻き込み警報カメラシステム。23年4月に「A-CAM」の大型単車用とトレーラー用を発売し、25年5月には「A-CAM3」を追加した。26年9月3日時点の累計取付台数は2001台で、200社以上の運送事業者やバス事業者が採用している。

▲トラックに取り付けた「A-CAM3」(出所:東海クラリオン)
AIによる画像解析で車両側方に接近する歩行者や自転車、バイクを検知し、警告音とインジケータでドライバーに知らせる。広角カメラを採用しており、オプションのモニターを使えば車両側方の広い範囲を確認できる。ミラーや目視では把握しにくい死角の確認を補助する仕組みだ。

▲「A-CAM3」が映す車両左側の映像のイメージ(出所:東海クラリオン)
同社は取付台数が伸びた背景として、物流・旅客運送業界で安全管理を強化する動きが広がっていることを挙げる。特にトラックやバスの右左折時には、左後方から通り抜ける自転車の発見が難しいといった声があり、死角対策に関する相談が増えているという。
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