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入社式で大野社長が訓示

大和ハウス、入社式で「大きな仕事託す価値ある人間に」

2014年4月1日 (火)

話題大和ハウス工業は1日、入社式を行った。大野直竹社長による入社式での訓示は次の通り。

■「大きな仕事託す価値のある人間に成長を」(大野社長による入社式訓示、要約)

新入社員を前に訓示する大野社長

新入社員を前に訓示する大野社長

新入社員の皆さんに「挑(いどむ)」ことを伝えたい。

当社は今年創業60年目に入り、来年4月5日には創業60周年を迎える。大手住宅メーカーとしては最古の企業だが、ロボットや環境エネルギー、農業など、次代に不可欠な新事業も展開するなど、これからも常に”チャレンジャー”として挑戦し続けていく企業だ。現在、役職員全員が売上高3兆円という通過点を超えるため、積極果敢に挑んでおり、一丸となって業容拡大を図っている。

当社がさらなる大きな夢に向かって事業を展開していくためには、新入社員が顧客から信頼される「人財」として成長することが重要となる。

これから皆さんは、数千万円から数億円単位の高額な商品を、それぞれの部門で取り扱うこととなる。その業務を遂行する上で一番重要となるのは、一人ひとりがその大きな仕事を託す価値のある人間かどうかにかかっている。

新入社員時代は、同期の受注などの結果に捉われがちだが、あせらず、上司・先輩が指導されたことを忠実に理解・吸収し、一歩一歩地道に努力することが大切だ。つまり、目先の成果に一喜一憂せず、失敗を恐れずに挑戦し、経験を積み上げてほしい。また、どのような状況下でも常に”チャレンジャー”の気持ちで戦ってほしい。

大和ハウス、入社式で「大きな仕事託す価値ある人間に」(2)

入社式で社長訓示を聞く新入社員

国内情勢に目を移すと、本日から8%の消費税が適用され、住宅・建設業界にどの程度の影響を与えるのか不透明のままだ。前回(1997年)の増税時には新設住宅着工戸数も20万戸減り、厳しい状況になったが、そのような中でも当社グループは、創業以来培ってきた積極精神で、どこよりも先にさまざまな事業に挑戦し、不況や逆境をはね退け、成長し続けることができた。日々刻々と変化するマーケットで、上司・先輩とともにこの難局に挑み、打破していこう。