環境・CSRヤマトホールディングスは4日、持続可能な成長を実現するための国連と企業の協力の枠組み「国連グローバル・コンパクト」に3日加盟したと発表した。併せて「ヤマトグループ環境保護宣言」を改訂し、グループの環境保護活動「ネコロジー」などCSR活動を積極化する。
国連グローバル・コンパクトは、国連が提唱する「人権・労働・環境・腐敗防止」の普遍的原則として、国際社会で持続的な成長を可能にするための世界的な取り組みで、同社グループは国連グローバル・コンパクトの10原則を支持し、事業活動の中で実践するとしている。
また、03年に制定した環境保護宣言では、12年に制定したヤマトグループの環境保護活動「ネコロジー」の理念に合わせてグループ社員一人ひとりが取り組む重点事項を定めたほか、「輸送のエコ、施設のエコ、商品のエコ、地域とのエコ」と4つのカテゴリに分け、あらゆる場面の環境保護活動を明示した。