財務・人事GLP投資法人は15日、昨年9月からこと2月まで6か月間の決算を発表した。サードパーティーロジスティクス(3PL)や電子商取引(EC)市場の拡大を背景に売上、利益ともに二桁の伸びで好調を維持した。
同投資法人は2013年9月に上場後初の公募増資を行い、プライムエリアに立地する物件を中心に、9物件の信託受益権の取得を決定。このうち7物件(取得価格合わせて275億円)は13年10月1日に取得を完了しており、2月末時点の保有物件数は40物件、取得価格合わせて2488億1100万円、総賃貸可能面積は135万2894平方メートルとなった。
ポートフォリオ全体の稼働率は安定的に推移しており、期末時点の稼働率は99.9%と高い水準をキープしている。
今期は既に3月から4月にかけて4物件を362億5000万円で取得しており、14年8月期は売上高92億8900万円(前期比15%増)、営業利益48億9300万円(0.8%増)、最終利益39億1600万円(3.7%減)を見込んでいる。
[GLP投資法人]2014年2月期連結決算(単位:百万円)
2014年2月期 | 2013年8月期 | 増減 | |
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売上高 | 8,080 | 7,272 | 11.1% |
営業利益 | 4,852 | 4,301 | 12.8% |
経常利益 | 4,069 | 3,547 | 14.7% |
当期純利益 | 4,068 | 3,546 | 14.7% |