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14年3月期決算

山九、増収減益も物流事業の利益率が大幅改善

2014年5月9日 (金)

財務・人事山九が9日発表した前3月期決算は、売上高が8.2%増となったものの、機工事業のコストアップで利益が圧迫され、営業利益は7.1%減の165億6800万円にとどまった。

物流事業は一般消費財の流通が活発化したほか、消費増税前の駆け込み需要もあって8.9%の増収。営業利益も50.9%増の53億4400万円と伸び、営業利益率が大幅に改善した。機工事業の不振に伴い、物流事業が売上高に占める比率は53.9%に拡大した。

今期は売上高4500億円、営業利益200億円、最終利益120億円を見込む。

[山九]2014年3月期連結決算(単位:百万円)

 2014年3月期2013年3月期増減
売上高434,445401,6588.2%
営業利益16,56817,831-7.1%
経常利益15,09417,951-15.9%
当期純利益9,1539,717-5.8%