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14年3月期決算

ヒューテックノオリン、営業利益24%増加

2014年5月9日 (金)

財務・人事ヒューテックノオリンが9日発表した前3月期決算は、売上高が20億円増加した効果や、拠点開設費用の減少で営業利益が24%伸び、20億1700万円となった。

「神奈川JDセンター」の開設時に安定稼働に向けて発生した外注費、人件費の増加分が解消されたことで、営業利益、経常利益、純利益がいずれもに増益となった。

今期は、DC事業で東京支店、東京支店第二センターなど東京支店グループの物流最適化や、13年末から主要貨物を阿見センター(茨城県稲敷郡)に移管させた戸田支店(埼玉県戸田市)の再構築、15年秋の稼働を目指す岩槻物流センター(さいたま市岩槻区)を見据えた新規顧客の開発、関東圏の物流効率化を軸に、売上高391億円(1.8%増)を見込む。

また、ベースアップなどに伴う人件費の増加や、DC事業でのマテハン機器の修繕費、車両の更新に伴う賃借料などの増加に加え、電力費や燃油費の負担増を織り込み、営業利益は19億円(5.8%減)と減益を予想。岩槻物流センターの土地取得、建設費用に関連して、子会社のヒューテックサービスが借り入れる資金の金利負担を見込み、最終利益は11億円(3.3%減)となる見通し。

[ヒューテックノオリン]2014年3月期連結決算(単位:百万円)

 2014年3月期2013年3月期増減
売上高38,41636,4115.5%
営業利益2,0171,62624.0%
経常利益1,9961,65320.7%
当期純利益1,13792223.2%