調査・データGROUND(グラウンド、東京都千代田区)は20日、物流施設統合管理・最適化システム「GWES」の導入拠点が全国で100拠点を超えたと発表した。三菱倉庫、日本通運、シーエックスカーゴ、花王などの物流事業者や製造業で採用が進んでおり、同社はこの到達点を、拠点ごとに分断された物流システムを横断的に統合する「共通プラットフォーム」確立に向けた節目と位置付ける。

▲物流施設統合管理・最適化システム「GWES」(出所:GROUND)
GWESは、作業進ちょく、作業量、要員、在庫、動線といった現場データを統合し、施設全体の状況を可視化するWES(倉庫運用管理システム)。作業予測や要員配置、在庫配置、配送計画の最適化をデータ分析に基づいて実行し、管理者の意思決定を支援する。属人的な運営や拠点単位の個別最適が残る国内物流に対し、施設全体を動的に制御する「OS」としての役割を狙う。
同社は自律的な現場運営の先行例として、新モジュール「Resource Allocator」(RA)の効果も示した。数理最適化と時系列予測を用いて要員配置をリアルタイムに自動算出するもので、実証では人員を増やさずに工程ごとの作業完了率を約15%向上させたという。ソフトウエア更新により運用価値を高める点を特徴とする。
今後は施設単位の最適化にとどまらず、稼働データを基に物流ネットワーク全体の需給マッチングへ拡張する方針だ。異なるメーカーのロボットやアプリケーションが標準APIで連携するオープンな基盤を整備し、ベンダーロックインを避けつつ現場の自律化を進める。
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