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道エリアのアフターマーケット向けパーツ販売事業をヤナセオートシステムズに移管

ヤナセ、北海道にエリアセンター開設、全国ネット完成

2014年6月2日 (月)

荷主ヤナセは2日、グループ会社のヤナセオートシステムズ(東京都港区)に北海道エリアのアフターマーケット向けパーツ販売事業を移管したと発表した。今後、北海道エリアは、ヤナセオートシステムズが札幌市に新設した「北海道エリアセンター」が担当する。

同社は2010年4月から段階的にエリアセンターを開設し、ネットワークを拡大。今回の北海道エリアセンター開設で、北海道、東北、首都圏第一、首都圏第二、名古屋、関西、九州——で全国7か所体制を構築、北海道から九州までほぼ全国をカバーするエリアセンターネットワークが完成した。

ヤナセオートシステムズは、ヤナセの輸入車部品用品卸売事業を分社化し、07年にヤナセオートパーツとして発足。11年にヤナセのBP事業を統合して、現在の社名に変更した。部品用品卸売事業としては、全国のエリアセンターを通じ、メーカー純正部品と優良部品(OEM部品)、オリジナル品などを取り扱い、横浜2拠点、大阪1拠点の物流センター3拠点を活用し、スピーディーで効率的な供給体制を構築している。

今後は、商品代金の決済を簡便化できる独自のサービス、「YANASE Pa-netカード」会員の獲得を促進するほか、主力のヤナセオリジナル輸入車専用バッテリー「ユーロバッテリーシリーズ」などの拡販に取り組む。

さらに、ボッシュ製「KTSシリーズ」システムテスターに、独自の技術サポート「Pa-netテクニカルサポートプラス」のサービスを加えたスキャンツールの拡販にも取り組み、事業拡大を図る。

ヤナセオートシステムズは取引先へのサービス提供品質を高め、同業他社との差別化を図り、取引先の幅広いニーズに応えるアフターマーケット専門商社を目指す。