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東海運、座礁セメント船「全損扱い」に

2014年6月11日 (水)

ロジスティクス東海運は11日、子会社のイースタンマリンシステム所有のセメント専用船「環洋丸」(総トン数4953トン)が3月24日に座礁した事故について、環洋丸を「全損扱い」にすると発表した。

環洋丸はまだ離礁作業を完了していないが、同社は「座礁による船底の損害状況から勘案すると、修繕による原状回復が見込めない」と判断し、全損扱いにすることを決めた。

同社グループではこうした損失に備えるため、保険による損失の補てん対策を行っており、損害見込み額は算定中。見積り額が確定次第、損害額を特別損失として計上する。