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東海運、座礁事故の船舶が仙台港に着岸

2014年7月3日 (木)

ロジスティクス東海運は3日、ことし3月24日に発生した子会社「イースタンマリンシステム」所有のセメント専用船「環洋丸」(総トン数4953トン)」の座礁事故に関連し、船舶の座礁位置から離礁して、安全港への着岸作業まで終了したことを確認した、と発表した。

3月24日に宮城県七ヶ浜町花淵灯台沖東南東6.5キロの大根堆で座礁事故が発生した後、オイルフェンスの展張や燃料油の抜き取りを実施、4月2日に作業中の座礁位置を固定するため、錨による船固めを行った。今月3日になって離礁作業を完了し、仙台港への着岸作業を完了した。

人的被害や燃料流出などの二次被害はなく、同社は船舶を全損扱いとして廃船することにしたが、離礁作業までに発生した損害の見込み額を保険による損失の補てんを含めて算定中のため、損害額は確定していない。