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九州ブロック全体が対象、広域協定は初

九州地方整備局、全石連支部と災害時燃料協定

2014年6月12日 (木)

ロジスティクス九州地方整備局は12日、全国石油商業組合連合会(全石連)九州支部、九州各県の石油商業組合と災害時に同整備局管内の緊急的活動への協力・支援を目的として、石油類燃料の広域的供給・運搬に関する協定を広域単位としては全国的に初めて締結する、と発表した。

東日本大震災では、人命救助や避難者支援を早急に実施するための被災地への進入道路の確保や、浸水地を解消するための排水作業など、燃料確保が重要なポイントだった。

こうした教訓を踏まえ、南海トラフ巨大地震など大規模災害に対する備えとして、九州ブロックとして広域的な作業燃料の確保を図る目的で協定を締結することにしたもの。