ヤクルト、物流子会社を再編

ロジスティクスヤクルト本社は1日、6月1日付けで物流子会社の東日本ヤクルト物流、中央ヤクルト物流、西日本ヤクルト物流を「ヤクルトイーストロジスティクス」と「ヤクルトウエストロジスティクス」の2社体制に再編し、物流の合理化を図ると発表した。

同社の物流子会社3社は、所管地域として国内を3分してグループの物流を担ってきたが、乳製品工場や営業支店の再編などに伴い、より広域な物流ネットワークの構築と有効活用、物流品質の強化が必要になっていた。

そこで、現在の中央ヤクルト物流の一部業務を西日本ヤクルト物流に移管するとともに、東日本ヤクルト物流を存続会社とした中央ヤクルト物流の吸収合併を実施することで、より高度な物流サービスを実現するもの。

また、中長期的には、ヤクルトグループ以外との取引の拡大を目指していく。新体制では、ヤクルトイーストロジスティクスが静岡・長野・新潟県以東を、ヤクルトウエストロジスティクスが愛知・岐阜・富山県以西を所管する。現在の物流子会社の社員は、再編に伴う適正な人員配置を実施し人員整理は行わない。