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サービス・商品N sketch（エヌスケッチ、東京都台東区）は24日、クラウド在庫管理サービス「nanco」（ナンコ）で、独自バーコードとQRコードの発行・印刷機能を追加したと発表した。これにより、アイテム登録からコード生成、ラベル印刷、スキャンによる在庫更新までを同サービス内で完結できるようにした。
▲独自バーコードおよびQRコードの発行・印刷イメージ（出所：N sketch）
新機能では、JANコードなどの既存規格に依存せず、社内管理番号や資材番号、SKUといった任意の文字情報をコード化できる。発行したラベルは棚や箱、備品などに貼付し、スマートフォンのカメラで読み取ることで在庫数を更新する仕組みとした。操作履歴は「誰が・いつ・何を・いくつ」変更したかを自動で記録する。
コードの作成・印刷はウェブ版で提供し、一般的なA4ラベル対応プリンターで出力可能。専用ハンディーターミナルは不要で、全プランで追加料金なく利用できる点も特徴だ。
物流や倉庫現場では、バーコード未付与の備品や一点物資材が管理の負担となるケースが多い。今回の機能追加は、初期投資を抑えつつ現場主導で在庫管理を始めたい事業者にとって、データ精度の向上と棚卸し効率化に寄与する取り組みとみられる。
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