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独ダイムラー、自動運転トラックの試作車を発表

2014年7月4日 (金)

サービス・商品独ダイムラー、自動運転トラックの試作車を発表独ダイムラーは3日、世界初の自動運転トラックとして「フューチャートラック2025」の試作車を発表した。

同社が発表した自動運転トラックは、高速道路に沿って毎時80キロの速度で走行し、車両周辺と通信しながら安全性を確保。これにより、コストを抑制するとともに、単調な交通状況によるドライバーのストレスや疲労を軽減する。

フューチャートラック2025の発表は、同社が「明日の長距離トラック」として将来の輸送システム観を示したもので、現在ある安全システムに加えて、カメラ、レーダセンサーと車車間通信のインテリジェントネットワークを組み合わせて実現する。

同社は「現在の道路交通は、交通量が増加しているにもかかわらず、インフラへの投資が減少している。輸送事業者はコスト圧力とドライバー不足に悩んでおり、『明日のトラック』はこれらに対する答えとなり得る」と説明。

「交通の流れはよりスムーズに、より予測可能で安全になる。人的な運転ミスも回避される。運送会社はより高い収益性と柔軟な運営が可能になる」などと、トラックの自律走行が10年後の運輸部門にもたらすイメージを示した。

独ダイムラー、自動運転トラックの試作車を発表