調査・データUDトラックス、日本通運、ホクレン農業協同組合連合会は19日、農産品の輸送力確保とトラックドライバー不足の改善に向け、レベル4技術を用いた自動運転の共同実証実験を行うと発表した。
3社は、ホクレンの製糖工場と集積施設でUDトラックスが開発したレベル4技術搭載の自動運転トラックを使用した実証実験を行う。日通は自動運転技術を用いた輸送業務の効率化のアドバイスを行う。
具体的には、8月の1か月間に「てん菜」集荷運搬コースを想定した実験用のルートで、UDトラックスの大型トラック「クオン」をベースとしたレベル4自動運転技術搭載の車両1台を使用。自動走行には安全確保のため、ドライバーが乗車する。
走行ルートにはホクレン中斜里製糖工場構内のてん菜運搬ルート、構内受入場、てん菜受入投入口周辺などの敷地を含む。実験の一部は関係者に公開する。