荷主川崎重工業は8日、中国南通市の南通中遠川崎船舶工程(NACKS)でハンドベルシッピング社向け61型ばら積運搬船「ウエスターンアキハバラ」を引き渡したと発表した。NACKSと共同で開発した61型ばら積運搬船の1番船。
ウエスターンアキハバラは船首楼付き平甲板型で、穀類、石炭、鉱石、鋼材などの貨物を積載できる5船倉を備え、ハッチカバー間の船体中心線上に4基の30トンデッキクレーンを装備、荷役設備のない港湾でも荷役作業が可能。
主機関、発電機用エンジンは、海洋汚染防止条約によるNOx排出量二次規制に対応している。