イーソル、倉庫向け「どこでも電源供給できるプリンタカート」開発

サービス・商品イーソル（東京都中野区）は23日、据え置き型ラベルプリンタなどの機器に電源を供給できるバッテリー搭載型のプリンタカート「PS-CART」を開発した、と発表した。電源供給が難しい物流倉庫や工場などで、電源が必要な機器の長時間運用が可能になる。

物流倉庫や工場などの物流・流通現場では、製品などに貼り付けるラベルをその場で発行するケースが多いものの、現場ではプリンタの電源が取れないために現場から離れた事務所にプリンタを設置されることが大半だった。また、携帯用プリンタは現場でのラベル発行に適しているが、大量のラベルを素早く発行するのは難しかった。

PS-CARTは受注生産で、機器を設置する天板部はカスタマイズにも対応。プリンタ以外にも、ハンディターミナルやタブレット端末などにバッテリーから電源を供給できることから、ピッキングカートや検品端末用カートとしての運用が可能で、大量ラベル発行向けの据え置き型ラベルプリンタへの電源供給が可能になるため、場所を選ばずに製品ラベルなどを発行できる。