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イーソル、基幹・物流システムの連携DBツールを開発

2014年9月8日 (月)

サービス・商品イーソル(東京都中野区)は8日、基幹システムと物流・流通現場で運用している業務管理システムのデータを簡単に連携できるデータベース管理ツール「eSOLイムゼンDBイージー」を開発し、販売を開始したと発表した。運用中の基幹システムを変更せずにデータ連携を行えるため、低コストで業務の効率化を実現できるのが特徴。

物流・流通業界では、本社や支社などで運用する基幹システムのマスターデータと、入出荷・棚卸などの在庫管理や工程管理など、現場で生成される実績データの相互連携が欠かせず、現場で運用する業務管理システムは事務所や倉庫別の業務内容によって機能やデータが変更されるため、頻繁にカスタマイズ作業が発生する。

この作業に伴い、会社全体にかかわる業務・サービスを管理する基幹システムのデータレイアウトと一致させるための開発が都度必要になるものの、その変更に膨大なコストが掛かるのが課題となっていた。

同社の新ツールは、これらの課題を低コスト・短期間で解決できるデータベース管理ツールとして開発されたもので、運用中の基幹システムと業務管理システムそれぞれに手を入れずに、CSV・Excelファイル形式によるデータ連携が容易に実現できる。

ハンディターミナルとのデータ通信が可能で、マスターデータの送信と実績データの送受信を行うことができ、単体でデータベース構築も可能で、ツール上で在庫管理や工程管理、固定資産管理などを行うことができる。

現場で欠かせない多様な帳票・ラベルのレイアウト設計、印刷の機能を備え、業務に応じて必要な機能に絞って提供する。

ハンディターミナルとの通信は、リアルタイム方式、バッチ処理方式のいずれも可能。イーソルが開発・販売する、無線LAN搭載ハンディターミナル向けアプリケーション開発ツール「eSOLイムゼン」や、プログラム開発不要のアプリケーション開発ツール「eSOLイムゼンイージー」などのハンディターミナルアプリケーションが利用できる。

イーソル、基幹・物流システムの連携DBツールを開発

出所:イーソル

■山田光信氏(イーソル取締役ロジスティクスエンジニアリング事業部長)のコメント
「従来、基幹システムのデータと実際の運用現場で必要とされるデータの乖離による現場業務の複雑化は、改善すべき課題として注目されてきた。しかし、データ連携にはいずれのシステム変更も避けて通れず、膨大なコストと開発期間が必要だった。イーソルはイムゼンDBイージーの提供により、これらの課題を低コスト・短期間で解決し、ユーザの大幅な業務効率改善に貢献する」

■詳細
http://www.esol.co.jp/logistics/emusen-easy.html