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水野産業、物流拠点にイーソル製品導入しペーパレス化

2016年12月22日 (木)
水野産業、物流拠点にイーソル製品導入しペーパレス化
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サービス・商品イーソル(東京都中野区)は22日、水野産業(東京都文京区)が同社最大規模の物流拠点「関東物流センター」にイーソルのフォークリフト向け「タブレット端末ホルダ」「モバイルプリンタホルダ」「電圧変換ボックス」を採用したと発表した。

これらの製品を導入したことで、同センターでは低価格の汎用タブレット端末やモバイルプリンタをフォークリフトに安全に取り付けられるようになったほか、ハンディターミナルと紙に印刷された業務指示書による従来の運用に対し、タブレット端末上で業務指示を確認できるペーパレス化を実現した。

フォークリフト作業は屋外のほこりや塵、激しい振動などにさらされる過酷な環境下で行われるため、利用できる端末が高価で選択肢も限られてしまう。こうした課題に対し、イーソルは搭載する端末の種別を問わず、低コストで搭載できる製品・サービスを開発し、これらの課題を解決するフォークリフト向けソリューションとして提供している。

このうちタブレット端末ホルダ、モバイルプリンタホルダは、フォークリフトの激しい振動に耐えられる構造で、取り付けるフォークリフト車種を限定しない。利用者は業務の運用方法や開発・メンテナンスのコストに合わせて自由に端末を選択し、柔軟性の高い運用システムを構築できるようになる。

フォークリフト専用端末などに比べ、導入費用が低コストとなるのも特徴で、水野産業の大規模な物流現場では、タブレット端末の導入により表示できる情報量が旧運用システムで利用していたハンディターミナルに比べて大幅に増えたため、紙に印刷された業務指示書が不要になったという。

電圧変換ボックスは、DC12Vから72Vまでのフォークリフト搭載バッテリに対応。端末に合わせた電圧変換が可能で、フォークリフト上の電源配線のノイズ対策により、タブレット端末、モバイルプリンタに安定した電源供給を行う。

水野産業の担当者は「フォークリフトへの端末搭載にあたり、ペーパレス化による業務効率化の実現とともに、自社内での開発やメンテナンスの柔軟性の高さ、低コストでの導入も重要な検討材料だった。イーソルのソリューションは搭載するタブレット端末が限定されておらず、自由に選択できるのがとても魅力的だった」と導入効果を評価している。