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イーソル、アプリ開発時の音声認識実装が容易に

2016年9月13日 (火)

サービス・商品イーソル、アプリ開発時の音声認識実装が容易にイーソル(東京都中野区)は13日、無線LAN搭載ハンディターミナル向けアプリケーション開発支援ツール「eSOL Emusen」(イムゼン)が、旭化成融合ソリューション研究所の業務用音声対話アプリケーションフレームワーク「VOHMIAK PD-2」に対応した、と発表した。イムゼンを使ったアプリケーション開発の入出力処理で、音声認識を選択するだけで、音声認識処理を実装できるようになる。

これに合わせて同社はデンソーウェーブ製ハンディターミナル「BHT-1361BWB-CE」にイムゼン、VOHMIAK PD-2をバンドルし、提供を開始。入出荷、棚卸、ピッキングなど、業務フェーズによってバーコードラベルの有無が異なる物流・流通現場の一連の業務で、1台のハンディターミナルで音声認識とバーコードスキャンを行えるようになった。

Emusenは、ハンディターミナルの画面作成、入出力、キー操作処理などを簡単に設定できる無線LAN搭載ハンディターミナル向けアプリケーション開発支援ツールで、今回対応した音声認識、スキャナ制御、文字読み取りなどのプログラムが標準で組み込まれている。

またハンディターミナル・サーバ間の通信プログラムもあらかじめ含まれており、ユーザーはアプリケーション開発に注力することができる。イムゼンで開発したアプリケーションは、OSが異なるハンディターミナル上でも無線エミュレータシステムとして動作させることが可能で、ユーザーはハードウェア依存部を変更するだけで、同一アプリケーションを異種複数のハンディターミナルで使えるようになる。

アプリケーション起動中は常時サーバと接続し、リアルタイムなデータ送受信、更新に対応。シミュレータ機能により、手元に実機がなくてもハンディターミナル上での動作をイメージしながらアプリケーション開発が行うことができる。

13日開幕の国際物流総合展では、自社ブースで音声認識対応BHT-1361BWB-CEのほか、フォークリフトへの端末の搭載を可能にするホルダなどを展示・紹介する。