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住友三井オート、広島のリース満了車ヤードを移転

2014年7月28日 (月)

拠点・施設住友三井オートサービス(東京都新宿区)は28日、関連会社のスペイス・ムーブが22日からリース満了車の集積ヤードとして運用していた「広島ヤード」を、広島市区出島から広島県廿日市市に移転したと発表した。

従来の広島ヤードは限定出品会員用だったため、小規模で集積台数が限られていた。移転でヤード面積を2310平方メートル、最大集積台数120台へ大幅に拡大し、より多くの出品会員が出品できる体制を整え、同社のオークション会場「smap神戸」のサブヤードとして機能を拡充した。

落札を検討する企業にとっては、広島県内からの出品が見込まれ、マツダ車の出品比率向上が期待されるため、マツダ中古車を探す企業の利便性が向上。出品を検討する企業にとっては、広島県を中心とした中国地区の車両出品先を検討している企業の陸送費削減につながり、出品にかかるトータルコストを削減できるようになる。特に中国地区からの満了車の引取からsmap出品までの期間を短縮する。

また、スペイス・ムーブ専属のドライバーが車両の引取を行う車両陸送商品「super車取便」を全国6か所のヤードを起点に展開しているが、広島ヤードでも8月下旬から同サービスを開始する。

super車取便は、専属ドライバーが引取時、搬入時に車両・車検証・受領証の画像撮影を行い、陸送サービスを提供するもので、車両陸送プロセスを見える化した陸送サービスは業界で初めてだとしている。広島ヤードで同サービスを開始することにより、smapヤードを起点とした全国super車取便陸送網はほぼ完成する。