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大阪税関、戦後引揚者の保管通貨を虫干し

2014年7月31日 (木)
大阪税関、戦後引揚者の保管通貨を虫干し

出所:大阪税関

国内大阪税関は30日、同税関監視部庁舎(大阪市港区)で、終戦後、海外引揚者から預かり税関で保管している通貨、証券類の虫干しを行った。

1953年8月31日の外国為替、外国貿易管理法の改正で通貨・証券などの輸入禁止が解除され、同年9月から保管証券などの返還を開始しているが、今も多くの通貨・証券が保管されたままになっているという。

保管しているのは終戦後、外地からの引揚者が上陸地の税関や海運局に預けた通貨・証券のほか、外地の終結地で、総領事館や日本人自治会などに預けられた通貨・証券などのうち、日本に返還されたもの。

大阪税関では「これらの保管証券などが、一日も早く本人や家族の元に返還されることを願っている」としている。