ロジスティクス日本通運と長瀬産業は16日、インド西部グジャラート州ドレラ地区での半導体前工程向け材料の供給に関し、覚書を締結したと発表した。急速に半導体工場への投資が進む同地区で、商流と物流を連携させ、危険品を含む半導体材料の安定供給体制を構築する狙いだ。
長瀬産業は、化学品や電子材料を中心に60年にわたりインドで事業基盤を築いてきた。現地法人を軸に商社機能を展開し、12月にはプネに新拠点を開設するなど、拠点拡充と人材強化を進めている。今回の取り組みは、中期計画で掲げる「グローバルサウス」を育成領域とする方針の一環で、成長が見込まれる半導体分野での事業拡大を視野に入れる。
一方、日本通運を中核とするNXグループは、半導体を重点産業と位置付け、インド国内39都市で営業・倉庫ネットワークを展開している。在庫管理や通関、装置輸送までを含むエンドツーエンドの物流機能を提供し、工場建設段階から量産開始後の製品物流まで関与してきた。専用物流センターや高機能車両への投資、人材育成も進めている。
両社は覚書を通じ、半導体材料の輸送・保管に関する知見を共有し、現地顧客との関係強化を図る。インド政府主導で半導体産業の育成が進むなか、材料供給と物流を一体で整備する取り組みは、同国の半導体サプライチェーン構築の基盤づくりにつながりそうだ。
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