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EC楽天グループは16日、日用品や小型家電を最短当日で届ける新サービス「楽天24エクスプレス」を18日から開始すると発表した。東京23区を対象に当日配送を実施し、その他地域でも最短翌日配送に対応する。置き配を標準実装とし、非対面での商品受け取りニーズにも応える。これに伴い、2023年から展開してきた「楽天即配マート」はサービスを終了し、即配領域を新サービスに一本化する。
取扱商品は洗剤や化粧品、電動歯ブラシ、モバイルバッテリーなど1万3000点。単品・少量購入を想定し、1980円（税込）以上で送料無料とするなど、価格の分かりやすさと利便性を重視した設計とした。購入画面は簡素化し、過去の購入履歴やお気に入りからの再注文を容易にすることで、日常使いを意識した導線を整えている。
配送対象エリアは、東京23区が当日配送エリアで、13時までの注文は当日配送、13時以降は翌日配送となる。23区以外の地域では、北海道、長崎、大分、宮崎、鹿児島、沖縄県を除き、14時までの注文で翌日配送、14時以降は翌々日配送とする。即配対象エリアを限定することで、配送品質とオペレーション効率の両立を図る構えだ。
EC（電子商取引）各社が即配サービスを競うなか、楽天は高頻度で需要が発生する日用品領域に軸足を置き、都市部の即時性と広域配送のバランスを取る戦略を採る。
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