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SBS、ドライバー雇用の新会社設立を検討

2014年8月12日 (火)

ロジスティクスSBSホールディングスの鎌田正彦社長は12日、2015年をメドに、トラックドライバーの雇用を担う新会社の設立を検討していることを明らかにした。ドライバー不足を背景に、人員不足の解決手段と雇用の安定化を図る受け皿として活用する考え。

同社の第2四半期決算は主力の物流事業が計画数値を上振れて推移し、物流業界で人材不足が深刻化したことを背景に人材事業も増収増益となった。一方でドライバーを中心とする人員不足が今後も継続する可能性があるとみて、安定的な雇用環境を実現しながら事業の拡大を支える方策として、ドライバー専門の新会社立ち上げを検討することにしたもの。

鎌田氏は12日に開催した決算説明会で、人材コストや燃料高を背景に収受運賃・料金の適正化に向けた取り組んでいることを説明。取り組みの進捗について「顧客に理解してもらい、比較的順調に進んでいる」と述べた。