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アイケイ、TVショッピングのプライムダイレクトを子会社化

2014年8月19日 (火)

M&Aカタログを使用した通信販売代行事業を手掛けるアイケイは19日、TVショッピング会社のプライムダイレクトを9月10日付で株式交換により完全子会社化すると発表した。

プライムダイレクトはプライムダイレクトホールディングスが7月28日に設立した会社で、アイケイは売上高の87.7%を通信販売事業が占めており、同事業をさらに拡大していくため、新たな販売チャネルを開拓する取り組みの一環として、プライムダイレクトを完全子会社化することにしたもの。

プライムダイレクトはTVショッピングの中枢である地上波、BS、CS各放送局のTVショッピングとして、顧客の買上率の高い効率的な時間帯の放映枠、顧客、インフラなどをプライムダイレクトホールディングスから譲渡されている。

今回の株式交換による子会社化を通じ、プライムダイレクトがTVショッピングを行う上で機能として保有していない商品企画力・開発力を同社が補完し、商品調達コスト(原価率)の引き下げを図る。

プライムダイレクト事業は商品調達コストが高かったことで赤字事業となっていたが、アイケイが自社開発商品や同社が調達する商品を商材として供給することにより、原価率が改善し、黒字化するとみている。