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パナソニック、一般道の渋滞回避できる車載器を11月発売

2014年9月10日 (水)

サービス・商品パナソニック、一般道の渋滞回避できる車載器を11月発売パナソニックは9日、一般道で渋滞を回避できるコンパクトなDSRC車載器「CY-DSR140D」を11月中旬に発売すると発表した。月産1500台で価格はオープン。

CY-DSR140Dは、高速道路と一般道の交通情報を取得し、渋滞回避ルートを探索、案内する機能が特徴で、これまで別々に取付ける必要があったアンテナを1本に統合。

国土交通省がITSスポットを活用した走行経路別の新しい料金制度を2016年度に導入することを検討しているが、この経路別料金制度に必要とされるITSスポット通信に対応する。

全国の高速道路全線に1600か所設置されたITSスポットと双方向通信を行い、最大1000キロの広域な高速道路の交通情報や安全運転支援情報をリアルタイムに受信し、音声やナビ画面によって安全運転をサポートする。一般道の渋滞情報、所要時間情報、交通障害情報などの交通情報は、別方式の光VICSビーコンサービスで受信できるが、これまでは専用のVICSビーコンユニットが必要だった。

そこで、同社は初めて「ITSスポット/光VICS統合アンテナ」を開発し、車載器本体とアンテナ1本のみのコンパクトな設置を可能とした。これにより、高速道路、一般道の両方で渋滞を考慮したルート案内を提供する。